2012-01-01から1年間の記事一覧
シュトーレン歴の浅い自分が言うと説得力に欠けるかもしれない。 だけど、ここで断言してしまおう。 ベーカリードライリバーのシュトーレンは美味しい。 何が美味しいかというと、正面がクッキー層になっている。 その上に粉糖が降りかかっているのだけど、…
パン工房HIROは大津駅すぐのアル・プラザ大津1Fにある街のパン屋さんだ。 惣菜パン、朝食パンが中心で、110円均一の商品が並ぶ。 そんな中で見つけた300円のシュトーレン。 シュトーレンって高価なものだから、大丈夫かなあなんて心配もあった。 一口、二口…
雪が深々と降る中、初めて干川さんのお店に行った。 僕はパンのことを知ってから、セーグルやカンパーニュなど、 所謂ハードパンと呼ばれている部類が好きになったのだけど、 ベーカリードライリバー(BAKERY dryriver)に入って 目に飛び込んできたのはイ…
とにかく粉砂糖の量が圧倒的だった。 その圧倒的な度合を説明すると、 ドラゴンクエスト5の古代遺跡で出てくるゲマくらい圧倒的である。 ゲマは恐ろしいボスキャラだ。 主人公が青年になると、彼、そして妻を石にしてしまう。 ついに対等に闘えるときが来る…
音楽ライター講座in京都の開催場所でもある二条カフェパラン。 All Need Is Pan!! でも紹介したパンスケープのシュトーレンが クリスマスまでの期間、セットで出しているということで伺ってきた。 カフェパランの可愛らしい雪だるまのラテアート、 そして粉…
シュトーレン、パンドーロ、パネトーネ、レープクーヘン、ビッシュ・ド・ノエル…。 クリスマスが近づくとたくさんのお菓子が並ぶ。 クリスマス・イヴやクリスマス自体が持つ、 あのあまりにも神々しい華やかさは好きではないけれど、 それを彩る伝統菓子から…
ジャガイモとチーズの相性って抜群だなあと思う。 一番最初にこの組み合わせを発見した人は興奮したことだろう。 この18番にカンパーニュの噛みごたえがいい。 ビールもグイグイ飲みたくなっちゃう。 これで飲み会してもいいなあ。 コンセントマーケットは…
2012年12月12日(水)、京都府京都市左京区一乗寺に 新しい天然酵母パンのお店がオープンする。 お店の名は「パン223(ふじみ)」という。 お店の場所は恵文社一乗寺店の近く。 なんと東風(こち)の跡地に開店するのだ。 東風と言えば、林舞さんのフリーペ…
河原町丸太町から北へ徒歩10分くらいだろうか。 ボン・ボランテ(bonne volonte)というベーカリーがある。 小じんまりとした店内には、山小屋にあるかような大きな土窯がどっしりと構え、 火を灯すための薪が丁寧に積まれている。 街中にあるのだけれども、…
ベーグルってドーナツと同様に リング上になっているものだと思っていたのだけど、 サンドウィッチパーラーまつむらのベーグルは 真ん中もしっかりとくっ付いていた。 どういうわけでこうなったのかわからないけれども、 中心の小さな窪みも味があってよい。…
店舗を持たず、群馬を中心に彷徨するおでかけパン屋ジャム猫。 全粒粉メロンパンの分厚いクッキーの層は、 街を彷徨う野良猫たちのように逞しい。 BGM - Cat Power / Cherokee Cat Power - Cherokee
「雨も上がりそうで 車でどっかへ出かけよう何かおいしいものでも 食べに行こう街歩く人も 何だかちょっと楽しそうで車は僕らをのせて 走っていくよいろんな店を通りすぎていろんな車をすり抜けて探しだそうよ僕らだけの店を雲も流れていって 少しだけ空も明…
東京中央区にあるサンドウィッチパーラーまつむらには 早朝から次々に人が入る。 これから仕事へ向かうお父さんは腹ごしらえのために、 あるいはお気に入りのサンドウィッチやパンを買い、 今日のお弁当にする人もいるだろう。 お店ではアンパンマンのお面…
僕はフィグ(figue = イチジクのこと)が好きなんだけど、 メゾンカイザーの「イチジクのパン」は実が入ってなくて 少しビックリした。 どうやらドライイチジクを練りこんでいるらしい。 だから果実自体は無いのだけど、パン全体から イチジクの味が出てい…
フランスのジャン=フランソワ・ミレーが描いた『落穂拾い』は『種まく人』と同様に、誰もが一度は見たことのある有名な絵画だ。『種まく人』は麦を蒔いている人を描いたわけだが、『落穂拾い』では刈り入れ後に畑に残った麦穂を拾う3人の農婦を描いている…
何時だったか覚えていないけれど、NHKドイツ語会話で、 ポップセンスにあふれた音楽が流れた。 それはドイツの兄弟ユニット「リヴィエラ(RIVIERA)」というアーティストだった。 ドイツと言えばカン(CAN)やノイ!(NEU!)などのクラウトロックから、 ハ…
京都に住んでいる人にとってお馴染みのパン屋さんと言えば、 進々堂と志津屋(SIZUYA)が思い浮かぶだろう。 テイクアウトはもちろん、カフェが併設されているお店が多く、 極めてリーズナブルであるから、学生や家族連れはもちろん、 サラリーマンから年配…
威風堂々としたカンパーニュが好きだ。 美しい曲線を描きつつも、大きな切れ込みからは、 大胆ささえ感じ取れる。 CICOUTE BAKERY(チクテ・ベーカリー)のくろカンパーニュは、 原料に黒砂糖が入っている。 ライ麦の酸味とハードな皮部分の苦味が、黒砂糖に…
林舞さんが発酵(発行)している『ぱんとたまねぎ』を読んでから、 パンの虜となってしまった。 その『ぱんとたまねぎ』で知ったのが京都伏見区のテクノパンだ。 最初は面白い店名だなあと思って調べてみると、店主はテクノ好きで、 元テクノバンドをやって…
学校の近くにパン屋さんがあるってのは素晴らしいことだと思う。 僕は明治学院大学に行っていたのだけれど、土地柄か、 マダム御用達のお店ばかりで、外で食べることはなかった。 (その頃はパンに興味がなかったというのもあるけれども。) だから、同志社…
寝坊した学生がトーストだけをかっさらって、 口にくわえつつ、走って学校へ向かうシーンってあるじゃないですか。 その際に決まって曲がり角で転校生とぶつかるところも好きで。 でも、育ち盛りの彼らには栄養もボリュームも 足りないんじゃないか? と思う…
19時を過ぎると町のパン屋さんはほとんど閉まってしまう。 夜遅くにパンが食べたくなってもどうにもならない。 そんなときはコンビニエンスストアやスーパーに行く。 ぼくはあんぱんが大好物だから、決まってそれともう一つ買う。 普通はマロンマロンを選ぶ…
チュンソフトがスーパーファミコンのソフトでリリースした トルネコの大冒険というゲームをご存知だろうか? トルネコとはドラゴンクエスト4のキャラクターで、 武器商人として生計を立てている。 彼にはネネという奥さんがいるのだが、 彼女はせっせと愛妻…
ハワイの音楽はとてもすてきだ。 ペダルスチールギターの音色を聴くと、 南国の雰囲気がやわらかく辺りを包み込む。 ハワイにもパン文化がある。 京都で唯一かもしれない、ハワイのパンを出すのがマハロヌイである。 「Mahalo nui loa.」は「どうもありがと…
パンスケープ二条店のパン・オ・フィグはガタイがいい。 出会った瞬間、他のパンたちとの骨格の違いを見せつけられた。 重量感のあるパンを包丁でゆっくりと切る。 中身は詰まっているけれども、もっちりと弾力がある。 そして果実の恵みを感じ取ることがで…
週末のみとか、週一日のみのお店って、 行くときが限らていているから、 開店日に行くことができたときの喜びって大きい。 大黒町松原の歩道には日曜日だけ、 3本のバゲットを持ったシェフが道案内をしてくれる。 彼の案内に従い、京都独特の狭い通り「うな…
京都と言えば、左京区。と思われがちだが、 二条周辺に素晴らしいお店がたくさんある。 例えば「音楽ライター講座in京都」の会場となっているカフェパラン。 バリスタがいる本格的なカフェだけど、 文化交流の場としても機能している。 また、雨林舎、森林…
東京町田と言えば? もちろんCICOUTE BAKERY(チクテ・ベーカリー)である。 自家製天然酵母パンとお菓子がお店に並んでいるそうだ。 「そうだ。」と書いたが、実はお店に行ったことがない。 チクテのパンは、京都でも買えるのだ。 知る人ぞ知る京都での購…
hohoemiが休店して、ひつじが続いている。 ひつじのドーナツはhohoemiの意志を受け継いでいるということだ。 天然酵母のドーナツは素朴な味わいである。 ふっくらとしたドーナツは食感が優しく、口の中でゆっくりと溶けていく。 ひつじのドーナツはパウダー…
千本丸太町あたりを自転車でふらふらと散歩していたときのこと。 「かまくら」というパン屋さんを発見したのだ。 山の麓にあるかのような外観を見て、入ってみることに。 お店の中にはソフトパンが並んでいて、バゲットもやわらか。 特にデニッシュ系が充実…