マリーフランス今出川店のパン [京都府京都市]
学校の近くにパン屋さんがあるってのは素晴らしいことだと思う。
僕は明治学院大学に行っていたのだけれど、土地柄か、
マダム御用達のお店ばかりで、外で食べることはなかった。
(その頃はパンに興味がなかったというのもあるけれども。)
だから、同志社大学の学生は、マリーフランス今出川店で
パンを買ったらいいと思うわけ。
生協やコンビニエンスストアでは焼き立てパンは売っていないし、
同価格でおいしい惣菜パンも買えるのだから。
なによりも、お店の前を通ると、おいしいにおいが僕らを
誘惑してくるのがいいじゃないか。
2012年で28周年を迎えたというマリーフランス今出川店。
2014年には創業30年となる。
薄皮あんぱんは、あんこがぎっしりと詰まっていて人気がある。
あんぱんも好きだけど、いちじくとくるみ、そしてデンマーク風の
クリームチーズを練りこんだ「パンブリエ」がおいしい。
程良く食べ応えがあって、果実の甘味と酸味が口の中に広がる。
また、クリームを練りこんだ「パンビエノア」は、
切れ込みを入れることで螺旋っぽくパンが成型されている。
ソフトな口溶けであるが、食事パンとしても活躍してくれるのだ。
パン屋さんに行けば、その街のことがだいたいわかる。
街に溶け込んでいるから、いろんな人が来るわけだ。
今出川のベーカリーと言えばマリーフランスだ。
もしもこの街のことを知りたいのであれば、
このお店に行って、様々なお客さんと共にパンを買ってみよう。
街のことが分かれば、きっと大学生活が豊かになるはず。
BGM - Rival Schools / Used For Glue